共同研究

東アジアの伝統的木造船建造および操船技術の比較研究

横浜港の海の景観調査と研究会報告

日程:2017年3月26日(日)~3月27日(月) 
調査地:日本郵船歴史博物館、横浜港と赤レンガ倉庫・運河、神奈川大学横浜キャンパス3号館展示ホール企画展示室
調査者:26日/出口正登、出口晶子 
研究会:27日/昆政明、小熊誠、出口正登、出口晶子
 王蕾、兪鳴奇(歴史民俗資料学研究科大学院生)

■ 写真1 横浜の屋形船と運河 ■ 写真2 横浜港連絡船の発着

 ■ 写真1 横浜の屋形船と運河  ■ 写真2 横浜港連絡船の発着

写真3 神奈川大学日本常民文化研究所企画展「和船の構造と技術」の木造船展示(ジャンクと弁才船)

写真3 神奈川大学日本常民文化研究所企画展「和船の構造と技術」の木造船展示(ジャンクと弁才船)

 26日は日本郵船歴史博物館を見学後、横浜港一帯の船を使った遊覧事業等の現地調査を実施した。日本各地の海港では港の歴史文化景観の復元や新しい港の景観創造が活発化し、都市における新たな観光名所として様々な取り組みがある。横浜港はその先進地であり、幕末から明治の居留地文化とその後の発展をシンボライズした港の再編がめざましい。赤レンガ倉庫や馬車道、フラワー公園の整備とあわさって、運河では屋形船や竜頭船などもあり、和洋中、近代と現代が混在した風情が横浜らしさを醸しだしている。地元市民の憩いの場としても定着し、この数年の間にもその取り組みは着実に進展するとともに、海外からの観光客の増加が顕著であることが今回の実地調査では確認できた。
 27日は神奈川大学の日本常民文化研究所企画展「和船の構造と技術」展示資料調査ののち、午後から研究報告会を行った。出口正登が「写真が語る木造船のゆくえ」と題し、スライドを使って沖縄のサバニの現況を報告、出口晶子が「東アジアの木造船文化継承のゆくえ」と題し、日本と中国共通の課題について報告、参加者全員で次年度7月の公開報告会と3月刊行の最終報告書の素案を討議検討した。

(文責:出口正登・出口晶子)

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