共同研究

昭和戦前期の青年層における民俗学の受容・活用についての研究

2017年度 第1回研究会の開催

日程:2017年6月3日(土)~6月4日(日)
場所:神奈川大学日本常民文化研究所
参加者:小熊誠、木村裕樹、小林光一郎、黛友明、丸山泰明、室井康成

研究会(2日目)の光景

 第1回研究会を開催し、共同研究のメンバーが一堂に会した。
 6月3日には、この日初めて会うメンバーもいたため、まず顔合わせと自己紹介を行った。打ち解けたところで、代表の丸山泰明が「共同研究の射程-日本青年館というトポスと民俗学の形成」と題して研究発表を行った。
 翌日の6月4日には、小林光一郎が「アチック・ミューゼアムと大西伍一」と題し研究発表を行った。また、日本常民文化研究所に昨年寄贈された大西伍一資料の写真を閲覧した。日本常民文化研究所が所蔵するアチック写真の調査に長年たずさわってきた小林の知見を参考にしつつ、写真について各種の角度から検討した。
 2日間にわたる研究会における活発な議論を通して共有できた認識は、本共同研究は単に民俗学という一学問の歴史を問い直すにとどまらず、「青年の学問」として民俗学が期待され立ち上がっていった同時代の社会や政治・文化をめぐる状況を掘り下げていく作業にもなることである。そしてまた今回の研究会の何よりの成果は、メンバーそれぞれが腹蔵なく自分の意見を積極的に発言し、議論を建設的に組み上げ広げていく雰囲気が自然と形成されたことである。今後の活発な展開が大いに期待できる研究会となった。

(文責:丸山泰明)

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