共同研究

昭和戦前期の青年層における民俗学の受容・活用についての研究

2018年度 第1回研究会の開催

日程:2018年4月21日(土)~4月22日(日)
会場:神奈川大学日本常民文化研究所
参加者:丸山泰明、小熊誠、木村裕樹、小林光一郎、黛友明、室井康成

資料調査

 4月21日は、前回の研究会以降に実施した下記の調査について報告し、調査結果と今後の展望について議論を行った。
・雫石町立図書館田中喜多美文庫調査(2017年12月16〜17日、岩手県雫石町)
・東京都市大学図書館蔵田周忠文庫調査(2018年3月8〜9日、東京都世田谷)
・金屋村青年団についての調査(2018年3月19〜20日、埼玉県本庄市)
 4月22日には、日本常民文化研究所が所蔵する「山袴に関する調査資料」について調査と写真撮影を行った。本資料は、大日本連合青年団郷土資料陳列所が1934年に実施した山袴についての調査に対する各地からの回答を綴じたものである。回答は、1937年に大日本聯合青年団から刊行された『山袴の話』に収録されている。
 今回は時間が限られていたため簡単な調査しか行えなかったが、大日本連合青年団郷土資料陳列所が同時期に前後して実施した郷土染色に関する調査と実施方法が良く似ていることがわかった。質問票の問い方、但し書き、形態などがよく似ており、また回答者についても重複が見られる。この資料をより精査し、さらに他の資料と照らし合わせることによって、大日本連合青年団郷土資料陳列所の活動の実態を明らかにしていくことが期待できる。

(文責:丸山泰明)

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