国際常民文化研究叢書１
国際常民文化研究叢書１ —漁場利用の比較研究—
- 2013年３月刊行
- 表紙
- 目次
- 刊行によせて / 佐野賢治
論文編
第Ⅰ章 漁場利用の文化と生態
- 百姓漁師の漁場認識 —ネ（根）の命名をめぐって—/安室 知
- コスタリカにおけるシイラの漁業と利用/橋村 修
- 近代期の台湾における定置漁具石滬の利用と所有 —1910 年代の漁業権資料の分析を通じて—/ 田和 正孝
- 資料紹介 「水田漁撈」文献資料情報 —東日本編—/安室 知
第Ⅱ章 漁場利用と漁業技術 —集魚装置をめぐって—
- パヤオ（FADs）の機能と利用に関する総合的な分析 —「現代的アプローチ」による沖縄県の事例研究—/若林 良和
- 沖合集魚装置漁業をめぐる漁場利用の史的展開 —近世・近代のシイラ漬漁業—/ 橋村 修
- 地中海マルタにおけるシイラ漁業と沖合集魚装置漁業/橋村 修
- 台湾南部におけるパヤオを利用した漁業展開 —緑島地区と小琉球地区を事例とするモノグラフ報告—/若林 良和
第Ⅲ章 漁場利用の社会史
- 1920 年頃のカナダ・バンクーバー島西岸におけるニシン漁業の漁場利用 —調査報告書と古写真から—/河原 典史
- カナダ・フレーザー川における日本人漁業者の漁場利用 —日記と視察報告書から—/河原 典史
- 史料紹介 宝暦十年十一月晦日「陸奥国本吉郡平磯村と岩尻村の境相論につき平磯村村役人連判願書」/越智 信也
- 大日本水産会兵庫支会と『兵庫県漁具図解』 /田和 正孝
- 共同研究を終えて/研究代表者 田和 正孝
- 共同研究の活動記録
- 奥付