事業運営の総合的推進

国際研究フォーラム

第2期(2014年度~)

第23回常民文化研究講座・国際研究フォーラム
「交差する日本農村研究—アチック・ミューゼアムとジョン・エンブリー」
Internal and External Views of Japanese Villages

[日時] 2019年12月14日(土)10:00~18:00 
[会場] 神奈川大学横浜キャンパス 3号館305講堂
【参加無料】事前のお申込みが必要です。詳細は下記をご覧ください。

 日本農村の社会学的研究は、工業化が引き起こした農村問題に対処した米国の農村社会学の影響下に始まったといわれる。1930年代に盛んになった日本農村の実証的な研究も、工業化で疲弊する農村の救済を念頭に置いていたが、同時に、アチック・ミューゼアム同人の活動がその一端を示したように、農村生活についての学術的な資料を収集するための調査手法が開発され、農村の社会構造から日本の社会結合の基本形態が析出された。ちょうど同じ頃には、国外の研究者による初めての本格的な日本農村研究—ジョン・エンブリーの須恵村調査—がおこなわれ、文化人類学者による日本社会の特質をめぐる議論の端緒となった。学術的な関心に根ざしたこの議論は、しかし、対日戦争と占領のなかで新たな実践的課題に結びついていった。このように日本農村は、内外の研究者の視線が交差し、また、実践と理論あるいは学術的な関心とが交差する研究領域であった。アチック・ミューゼアムとジョン・エンブリーを窓口に日本農村研究を振り返り、交差する視線と関心の有り様を明らかにしたい。

(泉水英計)

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第22回常民文化研究講座・国際研究フォーラム
「アジア民具研究の可能性—民具体系と生活構造の比較から—」Possibilities of Asian Mingu Studies
開催のお知らせ

[第1日目]2018 年12月8日(土)10:00~17:00 神奈川大学横浜キャンパス 3号館305講堂
[第2日目]2018 年12月9日(日)10:00~15:00 神奈川大学横浜キャンパス 3号館205講堂
[事前申込み制]参加をご希望の方は、メール、FAXまたは葉書にて12月3日(月)までにお申し込み下さい。
宛先など詳細は下記をご覧ください。

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お申込みについて 
アクセス 

 本研究所ではいつの時代、いつの地域においても大多数を占める普通の人々、“常民”の暮らしを明らかにするための一級資料としての民具、その分析視角や方法を検討してきた。そのため過去 3 回、シンポジウム 「“モノ"語り—民具・物質文化からみる人類文化—」(2010)、「渋沢敬三の民具研究」(2013)、「渋沢敬三の資料学—日常史の構築—」 (2014)を開催し、その中で、地域における生活構造、民具体系としての認識、身体との関係性など、その背景の理解の必要性が痛感された。今回は、民具の形態と機能さらに象徴に関わる問題系に焦点を当て、東アジア地域(日・中・韓・台湾・東南アジア・極東ロシア)を事例にして民具研究の可能性・有効性を論議する機会とする。

(佐野賢治)

[第1日目] 
◯対談 10:00~12:00
「民具とは—道具の人間化・人間の道具化—」
 川田順造(日本常民文化研究所客員研究員)
 佐野賢治(日本常民文化研究所所員)
◯報告Ⅰ 13:00~15:00 生産生業と民俗技術
「アイヌおよび隣接する北方先住民にみる民具体系の諸相」
 大塚和義
 (日本常民文化研究所客員研究員 国立民族学博物館名誉教授)
「国境地帯のハニ/アカの農耕用具の研究」
 楊 六金(中国・紅河学院教授)
 モデレータ・コメント:川野和昭(南方民俗文化研究所主宰 国際常民文化研究機構共同研究者)
◯報告Ⅱ 15:15~17:00 民具誌から見る地域社会の生活構造
「民具から見る中国江南—農村の生活誌」
 張 正軍(中国・華東理工大学 教授)
「韓日磯漁漁具の比較研究—広域体系から見たその変動と民俗文化論」
 呉 昌炫(韓国・国立民俗博物館学芸研究士)
 モデレータ・コメント:佐々木長生(福島県民俗学会会長 国際常民文化研究機構共同研究者)

[第2日目] 
◯報告Ⅲ 10:00~12:00 民具の機能・形態・象徴
「中国における女神神話と少数民族を偶像化した語り—「網袋」と「縄」の象徴を焦点に」
 金 善子(韓国・延世大学校中国研究院専門研究員)
「新規性と保守性という観点から台湾原住民族の道具と行動との関係を考える」
 野林厚志(国立民族学博物館教授)
 モデレータ・コメント:眞島俊一(テム研究所長・国際常民文化研究機構共同研究者)
◯総合討論 13:00~15:00
 司会:神野善治(武蔵野美術大学教授・国際常民文化研究機構共同研究者)
    山田昌久(首都大学東京教授・国際常民文化研究機構共同研究者)

※日本語の通訳があります。
※内容につきましては、変更する場合がございます。

■ 主催:神奈川大学日本常民文化研究所・国際常民文化研究機構
■ 後援:(公財)渋沢栄一記念財団渋沢史料館・日本民具学会・道具学会・日本生活学会
    日本生活文化史学会・一般社団法人アジア民族文化学会・比較民俗研究会

お申込み

「講座・国際フォーラム参加希望」を明記の上、①氏名 ②郵便番号 ③住所 ④電話番号を記載し、メール、FAXまたは葉書にて、12月3日(月)までにお申し込み下さい。
当日参加も歓迎いたしますが、定員(150名)に達し次第締め切らせていただきます。
※お申し込みの際にいただいた個人情報は講座の実施・運営にのみ使用いたします。
[宛先]
Mail: jomin-kouza22@kanagawa-u.ac.jp
FAX: 045-413-4151
〒221-8686 神奈川県横浜市神奈川区六角橋3-27-1
神奈川大学日本常民文化研究所
アクセス 

■ お問合せ  
神奈川大学日本常民文化研究所・国際常民文化研究機構 
TEL:045-481-5661(代表)

第20回 常民文化研究講座・国際研究フォーラム
「揺れる沖縄—戦争から占領、そしてシマクトゥバからオキナワン・ロックまで—」(終了)

[日時] 2016年12月10日(土) 10 : 30-17:30 
[会場] 神奈川大学横浜キャンパス 3号館405講堂

 「唐の世から大和の世 大和の世からアメリカ世 ひるまさ変わたるこの沖縄」。これは、沖縄の民謡歌手・嘉手苅林昌(故人)が作詞した「時代の流れ」の一部。島津侵略、明治日本による「琉球処分」、沖縄戦からアメリカ占領、そして1972年の日本への「復帰」と揺れ続けている琉球・沖縄の変化を、日常生活から巧みに歌い上げている。沖縄の人々は日々の喜びや悲しみなどを歌で表現してきた。歌や音楽そしてシマクトゥバ(母語)も、沖縄のアイデンティティーとも深く結びついている。このフォーラムでは、揺れる沖縄のなかの暮らしや人間に焦点を当て、沖縄戦から戦後占領の時代を人々がどのように生きてきたのか、シマクトゥバによる沖縄戦の証言、戦後占領下の人々の生活、アメリカンロックの受容などを通して考えたい。

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国際常民文化研究機構 国際研究フォーラム
「Homo material —人と民具と暮らしの国際比較—」(終了)

[日時]2016年2月20日(土)10:00-17:50
[会場]神奈川大学横浜キャンパス24号館105教室

 人類は、道具を手にし、かつ言葉を獲得しそれを駆使することで「文化」的に展開したが、その行動適応の中で作られ用いられてきた道具類は、極めて早い時期に基本的な構造は完成しており、その姿や働きが、今日まで引き継がれているものも多く認められる。実際、民具は多様であるが、基本的な民具には、時代や地域、国や民族を越えて、共通する性格を見出すこともできるのではないか。生活文化の比較は言語による認識の形成の違いが反映し、複雑に交錯するので多くの困難が伴うが、“暮らし”の中で作られ、使われてきたモノ、民具の基本的な形態や機能を手がかりにする方法論を確立することで、生活文化の基本的なありかたの国際的な比較ができる。このフォーラムで、民具を通して“人”の個別性と普遍性を探る国際常民文化研究の可能性の一例を提示したい。

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