共同研究

宮城県気仙沼大島における遠洋漁業の歴史的変遷に関する研究—震災救出資料を中心として—

第5回 定例研究会報告

日程:2016年9月26日(月) 午後1時~4時
会場:大島漁協文庫
参加者:千葉勝衛、水上忠夫、小山由紀子、菊田榮四郎

9月定例会 大島漁協文庫

第6回定例研究会協議内容
(1)外畑文書目録第1集~第7集(印刷配布)について
・震災後に発見された文書目録(3~7集)を中心に
①明治時代の教育関係(3-128~197)(5-124:出席督励)
②大島村土地関係(4-22~44)
③漁業関係(4-139:新造船)(4-143:遭難船)(4-172:船売渡証)(5-90:造船検査願)(5-108:漁業形態調査)
④漁業者調査資料について(5-76)
・調査者は組長。調査単位は2人以上乗り込み鰹漁、流網漁の船頭
・記入されている氏名について(船経営者か、委託した船頭か、家長か)
・2~3人乗りの船の場合(営業船か、家内的小規模漁業か)
・和船時代の経営者の認定や分類上の問題点
・気仙沼方面の問屋との関係(資金の依存度)の検討
(2)11月の定例研究会について
・東北大学の川島・蝦名両先生を迎えて研究会を行いたい
・「和船時代」「外畑文書資料」を中心に
・計画・日程など調整して決定する。

(文責:千葉勝衛)

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第4回 定例研究会報告

日程:2016年8月1日(月)
会場:大島漁協文庫
参加者:千葉勝衛、水上忠夫、小山由紀子、菊田榮四郎

漁協文庫にて

漁協文庫にて

役場文書を調べる

役場文書を調べる

第4回定例研究会協議内容
(1)前回6月14日に、中央水産研究所図書資料館において閲覧した「村上茂夫家文書」から、小山文市家(小田中山家)の遠洋漁業経営の沿革(大正5年~昭和13年までの沿革)について、調査内容から報告書に記録すべき点を精査し検討した。
(2)震災救出資料についての検討
 ①東日本大震災により被災し、神奈川大学日本常民研究所の継続的な支援によって整備された「大島漁協文庫」内に収蔵されている文書。
 ②小山隆吾家(外畑家)で、震災後に発見された古文書、書籍(目録あり)。
 ③大島公民館に収蔵されていた「大島村役場文書」(目録あり)も、震災により書棚から崩落し散逸のおそれがあるため「大島漁協文庫」内に現在保管してある。
 上記の3点を、この研究においては「震災救出資料」として取り扱うことにする。
 また、これらの震災救出資料を利用して報告書を作成する時には、末尾に「救出資料」と特記することとする。
 今回の定例会は、都合により次月と合わせて行った。次回は10月を予定している。

(文責:千葉勝衛)

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資料調査報告(中央水産研究所)

日程:2016年6月24日(金)13:00~16: 00、6月25日(土)
調査先:水産研究・教育機構中央水産研究所 図書資料館(神奈川県横浜市)
参加者:千葉勝衛、水上忠夫、小山由紀子

中央水産研究所資料調査

中央水産研究所資料調査

(1)村上茂夫家文書(目録730-1~8)から「共栄丸鰹船大漁経営帳」を中心に閲覧した。「年度鰹船総水揚金額」から 水揚げの推移と、水揚げ場所の特徴を確認し、「項目別総費用合計金額」から参詣費、燃料費、餌料費、氷代、食料費、船具費、雑費など費用の概要を確認した。また歩合金の詳細を確認して船主、船元、船頭、船方それぞれ1人あたりの歩合金額や、精算時の前借金との比較で「さがり」となった船員数の実態を把握し、抽出船員の清算書の補充調査を行うことができた。
(2)小山泰蔵家文書筆写稿本から、それぞれ「地形永代相渡文書」「大島村小名所付」「藤原氏小山家之由緒」の各稿と、同文書の謄写印刷本(昭和55年)との照合を行った。

(文責:千葉勝衛)

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第2回 定例研究会報告

日程:2016年5月23日(月) 13:00~15:30
場所:大島漁協文庫
参加者:千葉勝衛、水上忠夫、小山由紀子、菊田榮四郎

第2回定例研究会

第2回定例研究会

 第2回定例研究会協議内容
(1)研究資料の検討
・大島漁協文庫(漁業者名簿、沿岸漁業統計)
・大島村役場文書(当業者台帳、統計台帳、土地異動簿)
・小山家(外畑家)文書(明治11年・船数・船税関係文書)(明治17年・漁業者調査表)(明治15年・新規造船検査文書)
・その他 村上家(下ノ平)所蔵の和船の写真
 上記の資料について意見を交わした。
(2)「和船時代」の検討
・「和船」の定義(和船、西洋型船、日本型船、和洋折衷型)の区別の仕方と、その規模について、また職人(船大工、鍛冶屋、木挽き)について意見を交わした。
・船主と船頭の関係についても検討。
・一般船員の呼称と文章表現、語彙などの検討を行った。(船方、船員、乗組員、網人、漁師)など。
(3)次月の確認
 6月の水産研究・教育機構中央水産研究所の調査について詳細を確認した。
 7月の検討項目(船主、船経営者、魚問屋、四季の魚種、漁獲)の検討などを行う。

(文責:千葉勝衛)

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第1回 定例研究会報告

日程:2016年4月30日(土) 13:00~15:30
場所:大島漁協文庫
参加者:千葉勝衛、水上忠夫、小山由紀子

研究会の様子

研究会の様子

第1回定例研究会協議内容
(1)共同研究応募の経過について 
 共同研究(奨励)に選考され、現段階に至るまでの過程を確認し、今後の研究における各人の研究の方向性と共通意識の理解を図った。
(2)研究経費助成予算について 
 今年度の予算計画に基づき予算の内約について確認し、各申請方法、申請書の書式などの確認を行った。
(3)平成28年度研究計画について 
 本年度4月から来年度2月までの研究計画の内容、毎月の定例研究会に行う研究事項について協議を行った。
(4)「大島村役場文書保存目録」について
 保存目録の内容の確認と、調査時期について協議を行った。
(5)平成29年度研究計画の見通しについて
 今年度行う研究事項について再度確認し、次年度のおおよその流れについても協議を行った。

(文責:千葉勝衛)

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