共同研究

宮城県気仙沼大島における遠洋漁業の歴史的変遷に関する研究—震災救出資料を中心として—

平成29(2017)年度第3回 定例研究会報告

日程:2017年6月19日(月) 午後1時30分~午後3時30分
場所:千葉勝衛宅
参加者:千葉勝衛、小山由紀子、菊田榮四郎 

内容:—平成28年度購入「研究図書」についての研修—
101 気仙沼港のカツオ釣漁業の労働関係実態報告(水産事情調査所)昭和26年度刊行
 (昭和25年代の大島、唐桑漁船の資料が多い)
90 宮城県史10・水産業(宮城県史刊行会)昭和38年刊
 (明治初期の大島漁民提出の「海面使用請願書」など、漁業資料が多い)
29 焼津漁業史(焼津漁業組合)昭和39年刊
 (気仙沼地方に焼津から導入された遠洋漁船や歴史的発達資料が豊富)
89 焼津市史資料編5漁業(焼津市史編纂委員会)平成16年刊
 (特に大正~昭和前期の機械船の資料が豊富、気仙沼地方の徴用船の資料も入っている)
34 焼津市史漁業編(焼津市史編纂委員会)平成17年刊
 (特に機械船発達過程の資料が多い)
35 焼津のカツオ船とマグロ船(焼津市史編纂委員会)平成17年刊
 (大正期に大島・気仙沼に導入された漁船の資料がある)
74 焼津の歴史あれこれ(焼津市史編纂委員会)平成20年刊
 (気仙沼地方へ漁船導入を図った大島の小野寺新作の話がのっている)
54 カツオ漁(川島秀一)平成21年刊 
 (気仙沼地方の資料が多く紹介されている)
57 漁撈伝承(川島秀一)平成25年刊
 (お船玉、アンバ様、大漁カンバンの歴史など多い)
55 鮪(田辺悟)平成4年
 (マグロ船の遠洋化資料は参考になる)
47 和船(石井謙治)平成22年
 (和船の歴史的発達を知る有効な資料)
58 鰹節(宮下章)平成22年
 (気仙沼地方の資料もあって役に立つ)
71 唐桑・海と森の大工(住友和子)平成6年刊
 (造船の過程を写真で紹介している)
94 宮城県民謡誌(渡辺波光)昭和52年刊
 (大島甚句の元唄「遠島甚句」の解説に学ぶこと多い)
93 マグロの文化誌(田辺悟)平成22年刊
 (当地方で「シビ」という語源や「万祝」の起源など参考になる)
92 漁船のはなし(玉谷誠一)平成16年
(三陸新報記者が書いた漁船小史、よく調べて書いている。「便宜置籍船」まで解読している)
87 広田漁業史(広田漁業組合)昭和51年刊
 (大島、気仙沼地方の船員が戦前から乗船した船主の資料もある)
以下は前回配布「研究図書目録」参照のこと。利用は随時申出に活用のこと。購入希望図書を申出ることを話し合う。

(文責:千葉勝衛)

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平成29(2017)年度第2回 定例研究会報告

日程:2017年5月30日(火) 午後1時30分~午後3時30分
場所:大島漁協文庫
参加者:千葉勝衛、小山由紀子、菊田榮四郎 

漁協文庫の会で

内容
1、平成29(2017)年度出張調査について—徴用船関係調査
(1)公益財団法人 日本殉職船員顕彰会(東京都千代田区麹町4-5)
・大島地区遺族会作成「戦没者名簿」と「顕彰会名簿」との対照
徴用船区分、徴用年月日、乗船名、戦没年月日など
・海軍徴用船について—22戦隊(黒潮部隊)の任務と作戦転開
 戦闘日誌などの資料、情報など
・南方油輸送業務について
参加徴用船の編成と実績や被害
・陸軍徴用船について—船舶工兵隊(暁部隊)について
軍需物資輸送作戦と被害状況
・海軍予備補習生制度について
 昭和12(1937)~17(1942)年度毎入団者と徴用船乗船者とその被害
・大島地区徴用帰還者の「戦闘手記」について
25人の手記について—別表による
・顕彰会所蔵資料の調査
29特設監視船明細表、配置、行動綴 30日本海軍特設艦船正史
31第1~6監視艇対戦戦時日誌・戦闘詳報 32機帆船による南方産油還送記録
2、徴用船の沿革と活動について検討
・岩手丸、海形丸、国宮丸、開運丸などの行動について話し合い
(前期の手記の中から任務、装備、船内組織、戦闘能力などをまとめる)
戦没船船員家族の処遇について
遺族年金、生活支援、慰霊行事、遺族会などについて
3、出張調査予定日 平成29年7月5日(水)
・7月5日(水)午前11時から午後2時 殉職船員顕彰会(東京)
        午後3時から午後5時 神奈川大学日本常民文化研究所

(文責:千葉勝衛)

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平成29(2017)年度第1回 定例研究会報告

日程:2017年4月26日(水) 午後1時~午後4時
場所:大島漁協文庫
参加者:千葉勝衛、小山由紀子、菊田榮四郎 

大島漁協文庫にて

大島漁協文庫にて

内容
 (1)平成29年度研究予定
 ・4月~9月 機械船時代の漁業(大島における機械船の導入と経営、船舶職員の養成、徴用船のこと)など
 ・10月~翌3月 戦後の遠洋漁業(マッカーサーラインの撤廃、マグロ専用船の台頭と漁場の拡大、200海里問題と資源の国際管理)など
(2)出張調査—平成29年7月23日(日)予定。日本海事センター(東京)
(3)研究協議会—平成29年11月 川島秀一教授(東北大)大川啓准教授(神奈川大)
(4)平成29年度研究予算について、研究図書の活用について
(5)「機械船時代の漁業」について
 ・大島における機械船第1号の「祥海丸」
 ・遠洋漁業奨励法補助による造船と経営者
 ・船舶船員免許制度と養成講習会
 ・上記の項目に関する資料、話題の収集
(6)大正~昭和前期「大島における遠洋漁船経営表」—資料収集
  駒形家—祥海丸。荒屋の下—金毘羅丸。下の平—恵比須丸。
  荒屋敷—明神丸。田畑—天王丸。小田中山—宝栄丸。
  外畑—丈喜丸。沢田—光徳丸。後浜—明盛丸。常船頭—大和丸。
(7)徴用船についての資料収集について
・「大島地区遺族会名簿」を参考に、徴用船戦没者の情報を集める。
・地区内で刊行された図書などの記録も集める。

(文責:千葉勝衛)

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