共同研究

熊野水軍小山家文書の総合的研究

五島列島小値賀島資料調査・現地踏査

日程: 2020 年2月6日(木)~2月8日(土)
調査先:小値賀町歴史民俗資料館、山見沖海底遺跡(長崎県北松浦郡小値賀町)
調査者:北野隆亮

  ■ 小値賀町歴史民俗資料館  ■ 山見沖海底遺跡

 2月6日(木)〜2月8日(土)の日程で、五島列島の小値賀島において資料調査と現地踏査を実施した。2月6日(木)と2月8日(土)は現地までの往復移動日。2月7日(金)に、小値賀町歴史民俗資料館において、山見沖海底遺跡の採集遺物の観察調査を行う。特に、安宅本城跡第5次調査で鉛製鉄砲玉3点が出土していることから、同海底遺跡から採集された円錐形鉛インゴット(紀伊北部地域に出土事例有。タイ国ソントー鉱山周辺産出の輸入品、主用途が鉄砲玉の原材料とされる。北野隆亮「紀伊における戦国時代の鉛インゴットと鉛製鉄砲玉」『鋳造遺跡研究2018』鋳造遺跡研究会、2018年)の観察と計測調査を実施した。また、同海底遺跡において採集されているタイ製・中国製などの貿易陶磁器類の観察調査を行う(小値賀町教育委員会『山見沖海底遺跡』、2002年)。その後、山見沖海底遺跡を初めとする島内の中世遺跡(膳所城跡、長寿寺裏石塔群など)の踏査を行い、遺跡立地や採集遺物の分布状況を調査し、遺物を通じた海上流通の様相を確認することができた。

(文責:北野隆亮)

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