共同研究

河原田盛美における本草学的知識から近代勧業的実践の転換に関する研究

第1回共同研究フォーラム「河原田盛美ってだれ?! 」を開催しました

日程:2017年3月11日(土)
会場:神奈川大学横浜キャンパス1 号館308 会議室
参加者:高江洲昌哉、増田昭子、中野泰、中林広一、泉水英計、小野まさ子

■(写真/高江洲昌哉、中野泰氏、中林広一氏、小野まさ子氏)

 2年間の研究活動の成果を公表するため、2017年3月11日神奈川大学横浜キャンパスでフォーラムを開催した。本フォーラムでは、研究班メンバーだけでなく、研究期間中に実施した研究会でも報告し成果論集(神奈川大学日本常民文化研究所調査報告第25集)にも寄稿された方々にもお声がけをして総数7本の報告を用意した(代表・高江洲は趣旨説明と活動内容を報告し、研究報告は中野泰・増田昭子・中林広一・伊藤康宏・小野まさ子・土井康弘・大嶋陽一の各氏)。その他、コメンテーターに南会津の地域性や河原田家の歴史など河原田盛美の理解を深めるため、田崎公司・河原田宗興の両氏をお招きした。
 フォーラムは河原田の主たる活動(水産巡回教師としての活動)に注目した報告【中野】や、地域の水産養殖事業と河原田の関係に注目した報告【伊藤】、河原田が尽力した地域振興及びそれを可能にした「豪農ネットワーク」に注目した報告【増田】、河原田の「本草学的知識」と規定した知識の特色に関する批判的分析【中林】、河原田の思考を検証するため同時代の伊藤圭介・田中芳男の活動の報告【土井】、河原田家に残されている沖縄関係資料についての報告【小野】、河原田が注目した水産加工品(サンゴ細工)がたどった歴史的経緯に関する報告【大嶋】と多岐にわたる内容の報告をおこなった。本フォーラムの最後に、調査班の南会津調査に対し格段の配慮を払われた、河原田家資料を管理している石田正子氏に挨拶をお願いした。
 本フォーラムをもって、河原田の活動の総体的把握、河原田の知識と実践の特色の析出、河原田家資料の調査を主たる柱とする2年間の活動の成果と課題を総括することができた。

■ 神奈川大学日本常民文化研究所調査報告 第25集
河原田盛美における本草学的知識から近代勧業的実践の転換に関する研究
2017年2月刊行

(文責:高江洲昌哉)

第1回共同研究フォーラム「河原田盛美ってだれ?! — 会津出身水産官僚の軌跡から 地域振興の視点と活動を考える—」

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